AT車「N」レンジの使いみちとは?

[ ダイハツ川崎東 ]

こんにちは!東邦自動車ダイハツ川崎東店です。

皆さんはシフトレバーよくお使いになられますか。

そもそも何故「N」レンジがあるのか知らない方も多いと思いますのでご説明いたします。

AT車(オートマチック車)の「Nレンジ」(ニュートラル)は、エンジンとトランスミッションの接続を切り、車がアイドリング状態になるポジションです。「Nレンジ」の具体的な使いみちには以下のような状況があります。

1.長時間の信号待ちや渋滞時:
エンジンをかけたままで長時間停車する場合、ブレーキペダルを踏み続ける必要がなく、車が動かないように「Nレンジ」にシフトし、サイドブレーキをかけることができます。これにより、足が疲れにくくなります。

1-2.車両の不安定性: 坂道で「Nレンジ」にすると、エンジンとトランスミッションの接続が切             れているため、車が前後に動きやすくなります。

サイドブレーキをかけていても、特に急な坂道では不安定になる可能性があります。

1-3.ブレーキの負担: 「Nレンジ」にしてサイドブレーキだけで車を保持する場合、特に急な坂道ではブレーキに大きな負担がかかり、ブレーキの効きが悪くなることがあります。

2.エンジンを始動・停止するとき:
車を始動する前やエンジンを停止する前に「Nレンジ」に入れる場合があります。多くの場合、Pレンジ(パーキング)にシフトするのが一般的ですが、状況によっては「Nレンジ」を使用することもあります。

3.車両を押す・けん引する時:
車を手で押したり、けん引したりする際に「Nレンジ」を使います。このとき、エンジンがかかっている場合でもトランスミッションへの負荷を避けるために、ニュートラルにしておく必要があります。

ただし、「Nレンジ」は走行中には使わないように注意が必要です。走行中に「Nレンジ」に入れるとエンジンブレーキがかからず、制御が難しくなるため、安全性に影響を及ぼす可能性があります。

ここまで様々な「N」レンジの使い方をご説明させていただきましたが結論は特に触る必要がないということです。車両けん引の際は必要になりますがその際も専用の係員が動かすことになると思われます。

普段使っていないものを急に使うと危ないですのでお気を付けください。