年末が近づくとエンジンオイル交換や洗車などクルマのメンテナンスを

される方が増える傾向にあります。

そういった日頃のメンテナンスも大切ですが、定期的な法定点検もとて

も大切です。

中には「車検以外はクルマ屋さんに持っていかないないよ」「法定点検

って？」という方もいらっしゃると思います。

今回はなぜ法定点検が必要なのか、点検のタイミングはいつなのかにつ

いてご案内します。

クルマの定期点検

車検を含む定期点検はユーザーの義務です。

自家用乗用車（一般的に皆さんがお使いの「マイカー」です）であれば

1年（12ヶ月）ごとに点検が必要になります。

定期点検の時期

新車でご購入の場合は車検まで3年ありますので、

新車購入　0か月目

↓

1年経過　  12か月目　■法定12ヶ月点検

↓

2年経過　 24か月目　■法定12ヶ月点検

↓

3年経過　 36か月目　■車検

というスケジュールが一般的です。

重要な定期点検

なぜそんなに頻繁に点検が必要かというと、走行性能や安全性を確実な

ものにする為です。

クルマは鉄やゴムの部品・オイルなどの消耗品が多く使われています。

時間の経過とともに鉄は錆び、ゴムは固くなり、油は酸化しますよね。

（日常にあるものと同じです。古い輪ゴムもちぎれたりしますし。）

そういった部品で構成されているクルマは定期的に主要な部分を確認し

て望ましい状態に保つというのがユーザーの義務なのです。

かつ、この1年毎の定期点検を受けていないとメーカーの保証修理が対

象外になってしまう可能性もあります。

安心して運転できるように、また急な故障やトラブルのリスクを減らす

為にも法令通りの点検をお願いします。