春はこまめに洗車です

[ 東邦自動車羽田店 ]

春は車のボディーの大敵「花粉・黄砂・融雪剤」img_3451

これらの汚れを放置することで発生するボディーへのリスクは以下の通りです。

花粉を放置した場合の影響

花粉は粘着質のため、しっかりと洗車しないと除去できません。また、放置していると花粉から排出されるペクチンという成分によって、シミが発生します。水分を含むと粘性を帯びて更に取れにくくなり、無理に除去しようとするとボディにキズが付いてしまいます。

黄砂を放置した場合の影響

黄砂とは3月~5月、主に中国の砂漠地帯で巻き上げられた土や鉱物などの微粒子が偏西風にのって飛んでくる砂のことで、ピークの4月には、ひと雨浴びただけでボディが真っ白になることもあります。放置するとザラザラこすれてキズつきの原因になりますし、塗装やコーティング被膜がダメージを受けてしまうこともあるので注意が必要です。

融雪剤を放置した場合の影響

降雪地域での運転時に車の下回りに付着する融雪剤。融雪剤が車のボディに付着したままですと、そこからサビが発生します。サビが進行すると、塗装面を侵食し、最悪の場合ボディに穴が空いてしまうこともあります。

春に洗車する際に気を付ける事

春に洗車を行う際のポイントは以下の通りです。

1.こまめにボディを洗い流す

花粉・黄砂・融雪剤によるダメージを防ぐためには、洗車の頻度を増やす事です。洗車をする際は、車にたっぷりの水をかけて花粉・黄砂・融雪剤を洗い流します。流水で汚れを洗い流した後は、カーシャンプーや十分に薄めた中性洗剤での洗車をしっかり行うようにしましょう。花粉・黄砂・融雪剤の汚れは、放置しないことが大切なため、ボディ表面に付着した汚れは早めに取り除くよう心がけましょう。

2.ボディはしっかり拭き上げる

花粉や黄砂は水分を含むことで粘着度が強くなり、ボディに固着します。洗車後にボディに水分が残っていると、すぐに花粉や黄砂がボディに付着し、固着してしまう恐れがあります。洗車後は、マイクロファイバークロス等で水分を拭き取りましょう。

3.融雪剤の汚れは下回りを念入りに

雪の多い地域では、3月でも融雪剤による汚れが発生する可能性があります。融雪剤は、タイヤ・ホイールの他、ボディの下部などに付着しやすい汚れです。汚れ残しがないように、下回りもしっかり洗車しましょう。

4.洗車は風が弱い日を選ぶ

洗車する際に花粉・黄砂が飛散していると、洗車しても黄砂が付着するため、飛散が少ないタイミングで洗車を行いましょう。特に避けたいのは風が強い日です。風が強いと、花粉や黄砂の飛散量が多くなる傾向があります。天気予報を確認して、可能な限り風が弱い日を選びましょう。