車を炎天下の下に置いておくと瞬く間に灼熱地獄になります。
JAFが行ったユーザーテストでは気温35度の炎天下で計測した結果では、
1時間で約50℃まで車内の温度が上がってしまったとか…
また、ダッシュボードの上が一番温度が上がりやすく最高で70℃を超えてしまうようです。
車内に残しておくと危険なものがあることはご存じでしょうか?
車内に置いておくといけないもの6選
1.アルコール消毒液
このご時世アルコール消毒液持ち歩く方は増えたと思いますが、
温度上昇によって車内にアルコールが充満する可能性があり、
たばこの火や静電気でも引火する危険性があります。
2.スプレー缶
LPガスが使われているスプレー缶は高温になると爆発する恐れがあります。
冬場に使った凍結防止スプレーが残っていた事例もあるので、
一度車内を確認しておくことをお勧めします。
3.ライター
高温になると破裂、発火の危険があります。
たばこを吸われる方やキャンプで使ったライター等車内に残っていたりしませんか?
4.スマホ、ノートPC等の精密機械
精密機械にはリチウム電池のバッテリーを備えています。
高温になるとバッテリーの膨張や発熱、破裂、発火の危険があります。
スマートフォンの多くは20℃~40℃程度が保管の推奨温度になっているため、
真夏の車内は50℃を軽く超えてくるため放置すれば本体の故障やバッテリー損傷の原因になります。
5.炭酸飲料
ペットボトルの炭酸飲料は、残っている量によってはパンパンに膨れて爆発することがあります。
蓋を開けていない缶の炭酸ジュースも破裂してしまうことが。
シートなどに飛び散ってしまうとベタベタして掃除も大変。
つい置きっぱなしにしがちになるので気を付けましょう
6.プラスチック製品
ダッシュボードはプラスチックを変形させる程高温になります。
小物入れなどのかごはもちろんプラスチック容器に入った芳香剤など置いてませんか?
溶けたプラスチックがダッシュボードについたら掃除もたいへんです。
熱中症の危険や子供の置き去りなどは、様々なところで注意喚起されていますが、
車に置き忘れてはいけないものを認識している人はまだ多くはないのではないでしょうか。
車内を汚してしまったり、最悪のケースでは火災になることも考えられますので十分注意しましょう。